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建設現場の安全性向上|静岡県浜松市の特殊足場工事のエキスパート

静岡県浜松市中央区を拠点とする有限会社小山組は、足場工事・特殊足場工事のプロフェッショナルとして、浜松市、磐田市、静岡市など県内全域で建設現場の安全性向上に貢献しています。吊り足場、先行足場、単管足場、くさび式足場、ブラケット足場、枠組み足場など、あらゆる種類の足場工事において豊富な実績と確かな技術力を持ち、建設業界における労働災害防止の最前線で活動しています。

  
建設現場における安全対策は、作業員の生命を守るだけでなく、プロジェクト全体の成功を左右する重要な要素です。特に足場工事は、建設現場で最も事故リスクの高い作業の一つであり、専門的な知識と技術、そして最新の安全対策が不可欠です。

建設業界の労働災害現状と足場工事の重要性

施工中
建設業界における労働災害の現状は深刻な課題となっており、特に足場工事を含む高所作業での事故は重大な問題となっています。厚生労働省の最新統計によると、建設業では依然として他業種と比較して高い労働災害発生率を示しており、安全対策の徹底が急務となっています。
 

■労働災害統計から見る建設業の現状

 
令和5年の労働災害発生状況では、建設業における死亡者数は223人となり、前年比で58人(20.6%)減少したものの、依然として全産業の中で高い水準にあります。事故の型別では「墜落・転落」が最も多く、これらの多くが足場工事に関連する事故です。
 

事故の型
件数
前年比
墜落・転落
最多
6人増(5.5%増)
激突され
第2位
8人増(42.1%増)
飛来・落下
第3位
6人増(60.0%増)

参照:厚生労働省「令和5年の労働災害発生状況」
 

■足場工事における事故要因と対策

 
足場工事における事故は、主に以下の要因により発生しています。第14次労働災害防止計画では、令和9年までに建設業の死亡災害を15%以上減少させる目標が設定されており、足場工事の安全対策強化が重要な課題となっています。
 

安全対策のポイント
足場工事における労働災害防止には、適切な設計・施工に加え、定期的な点検、作業員への安全教育、保護具の着用徹底が不可欠です。特に浜松市のような強風地域では、気象条件を考慮した安全管理が重要となります。

 

特殊足場工事による安全性の確保

有限会社小山組では、様々な種類の特殊足場工事を通じて、建設現場の安全性向上に取り組んでいます。それぞれの足場には固有の特性があり、現場の条件や工事内容に応じて最適な工法を選択することで、労働災害のリスクを最小限に抑えています。
 

■足場の種類と安全特性

 
静岡県浜松市周辺で需要の高い各種足場工事について、その安全特性と適用場面を詳しく解説します。
 

足場の種類
安全特性
適用場面
くさび式足場
部材の接続が確実で作業効率が高い
中高層建築物
枠組み足場
構造が安定し組立が容易
大規模工事現場
先行足場
墜落リスクを大幅に軽減
高所作業全般
吊り足場
狭小スペースでも設置可能
橋梁・高架工事

参照:厚生労働省「建設業における安全対策」
 

■先行足場工法の安全性向上効果

 
先行足場工法は、従来の後追い工法と比較して安全性を大幅に向上させる革新的な技術です。作業開始前に安全設備を整えることで、墜落災害の発生率を劇的に低減できます。浜松市や磐田市、静岡市での工事現場では、この先行足場工法を積極的に採用し、労働災害ゼロを目指した施工を実現しています。
 

最新の安全対策技術と規制への対応

結合部
建設業界では、2024年4月より労働時間の上限規制が適用され、安全性と効率性の両立がより重要になっています。また、最新のデジタル技術を活用した安全管理システムの導入も進んでいます。
 

■2024年度法改正への対応

 
国土交通省の建設業法令遵守ガイドライン改正により、監理技術者等の専任義務の合理化が図られました。これにより、情報通信技術を活用した現場管理が可能となり、より効率的で安全な工事進行が実現できるようになりました。
 

改正項目
改正内容
安全への影響
監理技術者の専任義務
ICT活用により2現場まで兼務可能
リアルタイム監視による安全性向上
労働時間の上限規制
月45時間・年360時間以内
疲労軽減による事故防止効果
安全衛生経費の確保
適正な経費計上の義務化
安全設備投資の促進

参照:国土交通省「建設業法令遵守ガイドライン」
 

■デジタル技術活用による安全管理

 
IoTセンサーやドローンを活用した現場監視、VR技術による安全教育など、デジタル技術の活用により安全管理の精度が大幅に向上しています。有限会社小山組では、これらの最新技術を積極的に導入し、静岡県西部地域で最高水準の安全管理を実現しています。
 

静岡県西部地域における安全施工の特徴

静岡県西部地域、特に浜松市・磐田市・静岡市エリアでは、地域特有の気象条件や地理的特性を考慮した安全対策が必要です。遠州の空っ風と呼ばれる強風や、東海地震への備えなど、地域に根ざした安全管理が求められています。
 

■地域特性を活かした安全対策

 
浜松市周辺では冬季の強風が特徴的で、足場工事における風対策が重要となります。また、東海道沿いの交通量の多い地域では、公衆災害防止にも十分な配慮が必要です。有限会社小山組では、長年の地域密着により培った経験をもとに、これらの地域特性に対応した安全対策を実施しています。
 

■防災・減災対応の足場工事

 
東海地震の想定震源域に位置する静岡県では、耐震性の高い足場設計が不可欠です。緊急地震速報に対応した避難計画の策定、仮設構造物の耐震補強など、災害に強い工事現場づくりを推進しています。
 

地域連携による安全向上
静岡県西部地域の建設業界では、地域の安全協議会や建設業協会と連携し、安全情報の共有や合同訓練を実施しています。このような地域ぐるみの取り組みにより、業界全体の安全水準向上を実現しています。

 

建設現場の安全性向上に向けた継続的な取り組み

建設現場における安全性向上は、一朝一夕で達成できるものではありません。有限会社小山組では、最新の安全対策技術と地域特性を活かした施工により、静岡県浜松市を中心とした西部地域で安全で確実な足場工事を提供し続けています。
 
厚生労働省の第14次労働災害防止計画に沿った安全管理の徹底、国土交通省のガイドラインに基づく適正な施工、そして地域に根ざした防災・減災対策により、建設業界全体の安全水準向上に貢献していきます。今後も技術革新と安全意識の向上を両立させ、労働災害ゼロを目指した取り組みを継続してまいります。
 
特殊足場工事のエキスパートとして、吊り足場、先行足場、単管足場、くさび式足場、ブラケット足場、枠組み足場のすべての工法において、最高水準の安全性を確保した施工を実現し、浜松市、磐田市、静岡市など静岡県内全域の建設現場で、作業員の安全と工事品質の両立を実現していきます。
 
建設業界における働き方改革が本格化する中、効率性と安全性を高次元で両立させる施工技術の確立が急務となっています。有限会社小山組では、最新のデジタル技術と長年培った現場経験を融合させ、静岡県西部地域における足場工事のスタンダードを確立し、地域の建設業界全体の発展に寄与してまいります。

 

署名
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