工事現場の足場が倒れないのには理由があった!
こんにちは!
有限会社『小山組』は、静岡県浜松市南区を拠点に県内各地で活動エリアを拡大中です。
弊社は、足場の組み立てや解体などの足場工事や、仮囲い・工事用フェンス設置の業務に従事しております。
皆様、工事現場の足場が倒れない理由をご存知ですか?
今回は足場が倒れない理由についてご紹介いたします!
工事現場の足場が倒れないのはなぜ?
工事現場の足場が倒れない理由は2つあります。
一つは風の抵抗を少なくしているから、もう一つは「壁つなぎ」という部材によって足場の強度が増しているからです。
壁つなぎによる倒壊防止
「壁つなぎ」とは足場の倒壊を防ぐために使用する部材です。
建物の躯体に一定間隔の穴を空け、壁つなぎをそこに打ち込みます。
打ち込むことで、足場のたわみや折れてしまう状態の「座屈」を防ぐことができるのです。
棒を立てて押さえつけると、弓のようにたわんで、そのうち折れてしまいますよね?
その棒を途中で一ヵ所固定すると、上からの圧力に対してとても強くなります。
壁つなぎはその「途中で固定する」部分の部材で、足場の強度を高める重要な役割を担っているのです!
風の抵抗を少なくして倒壊防止
足場には飛散防止のためのメッシュシートや、防音対策の板を張り巡らせています。
しかしそれが原因で足場が大きく揺れ、安全性が脅かされることもあるのです。
ヨットや海賊船のような帆船を思い出してみてください。
帆船が風の影響で前に進んでいくのと同じく、メッシュシートや板を広げていると風の影響を大きく受けます。
風を受ける面積が広いほどその力も強くなっていき、逆に面積が小さければ風の影響は受けません。
メッシュシートの巻き上げをしっかり行うことで足場は骨組みだけになり、風の抵抗を少なくすることができ、足場の倒壊が防げるのです!
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