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鋼製だけじゃない?足場には丸太や竹も?

こんにちは、有限会社『小山組』です!
足場組み立て・解体や仮囲い・工事用フェンス設置などの鳶工事業に従事し、静岡県浜松市南区をはじめとした県内各地で活動しております。
足場の歴史は紀元前にも遡り、国によってその素材はさまざまです。
日本では奈良時代から足場工事があったといわれており、鎌倉・江戸時代では木材が主に使用されていました。
今回は「鋼製以外の足場」についてご紹介いたします!

丸太足場

建築現場
丸太足場とは、杉やヒノキのような細い間伐材を鉄線で締めて固定する足場です。
江戸時代では、この丸太足場が主に作られていました。
現代では、組み立て・解体の手間や安全性などの面から、金属製の足場が主流になっていますが、いまだに使われている現場もあります。
鉄材に比べて弾力性があるので、建築物に優しい素材です。
そのため国の重要文化財など、傷を付けてはいけない建物に対して使われることが多く、建築物保護目的の他に、技術の伝承のため歴史的使命を持って使い続けている目的もあります。

竹の足場?

江戸時代は竹の足場も使われていましたが、現在ではほとんど使われていません。
しかし、令和の時代でも竹の足場を使っている国があります。
それが香港です。
香港では建築工事が行われるとき、竹の足場を使うのが一般的なようです。
ここで「安全性は大丈夫なの?」と心配の声が出てきてもおかしくありません。
驚くことに、香港では地震がほとんどなく竹の足場で事足りてしまうのだとか……。
風や雨の心配もありますが竹が丈夫だから大丈夫なのだそうです。
むしろ鉄性のものを使う方が危険で、その理由は香港の気候にありました。
香港は高温多湿で鉄が錆びやすいのです。
それに比べて、竹は湿気を帯びることで丈夫になり、入手も安価で済むため香港での足場工事に竹は最適だといいます。
金属製の足場が一般的な日本人にとっては驚きですね!

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鉄道や橋梁の足場工事を行っており、その形状は多彩です。
そのため、さまざまな現場を経験することができ、一生もののスキルを身につけられます。
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最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。